実務経験証明書(様式第9号)に記載する経験期間は、1件の工事と工事の期間が12カ月を超えて空かないこように記載しなければなりません。
記載した工事の工期・工事名・工事内容・請負金額を確認できる契約書、注文書、請求書等を提示する必要があります。

実務経験証明書(様式第9号)の書き方の例

参考として、大学卒業で、管工事の実務を3年経験した場合(資格コード:02)の場合の例を記載します。
(大学卒業証書の写しも併せて提出しなければなりません)

  1. 本町一郎の実務経験を自社で証明する例です。
  2. 技術者「本町一郎太郎」の氏名、生年月日を記載します。
  3. 証明者から見た技術者の関係性を記載します。
    本町太郎は代表取締役ですので「役員」と記載します。
  4. 技術者を使用した法人等を記載します。
    本町太郎を技術者として使用した「株式会社大阪本町建設」と記載します。
  5. この欄は、実際に雇用されていた期間を記載します。
  6. 工事は1行につき、1件の記載を行います。
    1件の工事と工事の期間が12ヶ月を超えて空かない場合、連続して実務経験があることとみなされます。
  7. 実務経験の合計期間(満年月)を記載します。
    上記の例の場合、平成28年6月から令和元年10月までの「3年4月」となります。