建設業者が社会的責任を果たしているかを評価して点数化する項目です。
評価項目が多岐にわっており、ここ数年改正点が多い項目でもあります。

また、評価点数の下限が撤廃されているため、マイナス点数になる可能性があり、総合評定値(P点)の足を引っ張る恐れがあります。

建設工事の担い手の育成及び確保に関する取組の状況

1)審査基準日現在の雇用保険の加入の有無
2)審査基準日現在の健康保険
3)審査基準日現在の厚生年金保険の加入の有無
4)審査基準日現在の建設業退職金共済制度加入
5)審査基準日現在の退職一時金制度若しくは企業年金制度導入の有無
6)審査基準日現在の法定外労働災害補償制度の加入の有無
7)技術職員名簿に記載されている職員のうち、若年技術職員の継続的な育成及び確保
8)技術職員名簿に記載されている職員のうち、新規若年技術職員の育成及び確保
9)CPD単位取得数
10)技能レベル向上者数
11)女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく認定の状況(えるぼし認定)
12)次世代育成支援対策推進法に基づく認定の状況(くるみん認定)
13)青少年の雇用の促進等に関する法律に基づく認定の状況(ユースエール認定)
14)建設工事に従事する者の就業履歴を蓄積するために必要な措置の実施状況

建設業の営業継続の状況

15)営業年数
16)民事再生法又は会社更生法の適用の有無

防災活動への貢献の状況

17)防災協定の締結の有無

法令遵守の状況

18)営業停止処分の有無
19)指示処分の有無

建設業の経理の状況

20)監査の受審状況
21)公認会計士等の数
22)二級登録経理試験合格者等の数

研究開発の状況

23)研究開発費(2期平均)

建設機械の保有状況

24)建設機械の所有及びリース台数

国又は国際標準化機構が定めた規格による認証又は登録の状況

25)エコアクション21の認証の有無
26)ISO9001及び、ISO14001の登録の有無
27)外国子会社並びに建設業者及び外国子会社についての認定書

下記で、近年改正された審査項目や分かりにくい内容について、解説します。