経営状況分析の各指標の評点アップの考え方は以下のようになると思います。
ここに挙げることは、一般論ですので、経営者の皆さんにとっては、当然のことばかりかもしれません。

純支払利息比率(x1) (より低くする)
 借入金の返済、増資による資金調達、低金利に公的資金への借り換えなどにより、実質金利を減額する

負債回転率(x2) (より低くする)
 定期預金などの解約や遊休資産の売却、過剰在庫削減により、負債を減らして回転期間を早くする

総資本売上総利益率(x3) (より高くする)
 定期預金などの解約や遊休資産の売却、減価償却などして、総資本を減少させる
 また、売上原価率の低下、IT活用での積算ミス防止で在庫管理を効率化することなどにより、売上総利益(粗利益)を増加させる

売上高経常利益率(x4) (より高くする)
 売上原価率の抑制、販管費・営業外費用(支払利息)の削減により、経常利益を上げる

自己資本対固定資産比率(x5) (より高くする)
 増資純利益の継続的積み増しにより、自己資本を充実
 遊休資産の処分により、固定資産を削減

自己資本比率(x6) (より高くする)
 増資純利益の継続的積み増し、月次の財政状態把握による赤字決算回避による自己資本を充実する
 遊休資産の処分、過剰在庫削減、仮払金などの仮勘定科目の精算による総資本を減少させる(こちらが実効性高い)

営業キャッシュフロー(x7) (より高くする)
 経常利益・減価償却は増大の方向へ、売掛債権・棚卸資産は減少の方向へ バランスよく見直す

利益剰余金(x8) (より高くする)
 予算管理により高利益経営を図り、利益剰余金を増額する

中小建設業者にとって、重要な指標は4つです

上記のx1からx8の8つの指標は、Y点への影響度合いには、差があります。

中でも、重要なのは、Y点影響度が大きい順に
純支払利息比率(x1)、総資本売上総利益率(x3)、自己資本比率(x6)、負債回転率(x2)です。